AIRコラム/2026-07-31
投資信託のコストの見方|信託報酬0.1%と1.5%で20年後にいくら差がつくか
信託報酬は唯一「確実にマイナスに働く」要素。0.1%と1.5%の差が長期でどれだけ効くか、富裕層ほどコストに厳しい理由と、テーマ別に低コストファンドを探す方法を解説します。
資産運用投資信託コスト
リターンは不確実、コストは確実
将来のリターンは誰にもわかりませんが、信託報酬(運用管理費用)は保有している限り毎年確実に差し引かれます。プロほどコストに厳しいのはこのためです。
1億円を20年運用した場合の概算
年率5%のリターンが続いたと仮定します(保証はありません)。
- 信託報酬 0.1%: 20年後 約2.60億円
- 信託報酬 1.5%: 20年後 約1.99億円
同じ中身なら、差は約6,100万円。コストは「小さな数字」に見えて、複利では大きな差になります。
同じテーマでもコストは何倍も違う
例えばTOPIX連動でも、信託報酬は0.05%前後から0.1%超まで幅があります。中身(連動指数)が同じなら、コストの低い方が合理的、というのが一般論です。
AIRのファンドDBでは、テーマ(S&P500・オルカン・インド・半導体・高配当など)で絞り込み、コストが低い順に並べ替えられます。
アクティブファンドは「コストに見合うか」で見る
アクティブが悪いわけではありません。論点は「信託報酬の差(例: 年1.4%)を、継続的に上回る超過リターンが期待できるか」。過去実績と運用者の一貫性を、数字で確認してから判断するのが定石です。
まとめ
コストは自分でコントロールできる数少ない変数です。保有中のファンドの信託報酬を、まずファンドDBで同テーマの水準と見比べてみてください。
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