AIRコラム/2026-07-31
ポートフォリオのリスク・リターンの読み方|「±1σ」がわかれば怖くない
期待リターン年4%・リスク年10%とは何を意味するのか。±1σ・±2σの読み方、最悪ケースへの耐性チェック、分散効果の仕組みを、無料のリスク・リターン診断とあわせて解説します。
資産運用ポートフォリオリスク
「リスク10%」は「10%減るかもしれない」ではない
リスク(標準偏差)年10%・期待リターン年4%のポートフォリオは、ざっくり次のように読みます。
- 約68%の確率(±1σ): 1年後は −6% 〜 +14% の範囲
- 約95%の確率(±2σ): 1年後は −16% 〜 +24% の範囲
つまり「20年に1回くらいは −16% 級もあり得る」前提で持てるか、が耐性チェックです。
富裕層ほど「下振れの絶対額」で考える
5億円の−16%は8,000万円です。比率では耐えられても、絶対額で見ると生活や事業に影響することがあります。比率と金額の両方で最悪ケースを見るのがPBの実務です。
リスク・リターン診断では、資産額を入力すると±1σ・±2σのレンジを金額で表示します。
分散はタダで手に入る数少ない改善
値動きの相関が低い資産(例: 国内株式と国内債券)を組み合わせると、期待リターンをあまり落とさずにリスクだけ下げられる場合があります。GPIF(年金積立金)が4資産に分散するのも同じ理屈です。
まとめ
数字にすると、漠然とした不安は「耐えられるか」という具体的な問いに変わります。まず診断で現在地を数字にし、疑問はPBくんに聞いてみてください。
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